注目キーワード
  1. 中学受験
  2. 社会
  3. イベント
  4. SDGs
【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

働く人を守る 【ニュース検定「入門編」】

 働く人の権利を守るため、労働時間・休日や賃金などについて会社が守るべきルールが法律で定められています。それでも▽残業による働き過ぎで健康を損なう人が後を絶たない▽正規雇用で働く人(正社員)に比べ、非正規雇用の人の賃金が安すぎる――ことが問題になってきました。こうした問題を解決するため、国は「働き方改革」に取り組んでいます。

 正規雇用という働き方は、会社が決めた年齢(定年)までその会社で働くことができます。非正規雇用は短期間(3カ月、半年など)の約束で働くことで、例えばパートタイム、アルバイトなどです。日本では近年、非正規雇用が増え、雇われて働く人の40%近くを占めています。

  (「2022年度版ニュース検定公式テキスト&問題集『時事力』入門編(5級対応)」より)

書影をクリックすると本の通販サイト
「Amazon」のサイトにジャンプします

次回は12月1日に配信予定です 

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。

 1級~5級まで6段階ありますが、5級は主に小学生対象。5級対応の「公式テキスト&問題集『時事力』入門編」は、「エネルギー資源と電力」「コロナで変わる社会」「国の政治、地域の政治」など17のテーマについて、「基本のことば」「確認テスト」「練習問題」の3段階で学べ、中学入試で出題が増えた時事問題の基礎固めにぴったりです。

 5級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式です。