サッカー男子日本代表は10月14日、国際親善試合として東京・味の素スタジアムでブラジル代表と対戦し、3—2で勝利しました。(「Newsがわかる2025年12月号」より)
1989年にブラジルと初めて対戦して以来、14試合目で挙げた歴史的な初勝利です。森保一監督は「日本のサッカー界がずっとチャレンジし続けたことが、今日の結果につながった」と喜びを語りました。
日本は前半を0—2とリードされて終えましたが、後半に南野拓実選手が1点を返し、中村敬斗選手のシュートがゴールにつながって同点としました。さらに上田綺世選手が頭で勝ち越し点を決める劇的な逆転勝利でした。
ブラジルはワールドカップ(W杯)史上最多5度の優勝を誇る強豪です。この試合直前の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはブラジル6位、日本19位でした。通算の対戦成績は日本の1勝2分け11敗となりました。
日本は9月の国際親善試合2試合で1分け1敗。10月10日のパラグアイ戦でも引き分け、3試合連続勝利なしとなっていました。日本とブラジルはともに、2026年W杯北中米3カ国大会に出場します。

後半、勝ち越しゴールを決める上田綺世選手(左から2人目)=味の素スタジアムで10月14日
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