天皇、皇后両陛下は、7月6〜13日の日程でモンゴルを公式訪問されました。(「Newsがわかる2025年9月号」より)
7月8日には、首都ウランバートルの郊外にある「日本人死亡者慰霊碑」を訪れました。旧ソ連(今のロシアなど)に抑留(ひとを無理やりある場所にとどめておくこと)されてモンゴルで亡くなった日本人の慰霊碑です。遺族が見つめる中で黙とうし、祖国に帰れなかった戦争の犠牲者を悼みました。
雨が降る中、両陛下は傘をさして慰霊碑に歩みを進め花を供えました。雨があがったと気付いた天皇陛下が「もう一度、会釈しましょうか」と皇后雅子さまに声をかけると、お二人は傘を閉じ、再び碑に向き直り頭を下げました。
第二次世界大戦直後の1945年夏、ソ連は旧満州(現在の中国東北部)などで約60万人の日本人を捕らえ、自国やモンゴルへ送りました。モンゴルでは約1万4000人が強制労働させられ、2年間で約1700人が亡くなったとされます。父を亡くした鈴木富佐江さん(88)は「モンゴル抑留はほとんど知られていなかった。(両陛下の訪問で)みなさんに知っていただき光栄です」と話しました。
「日本人死亡者慰霊碑」に供花した後、遺族の鈴木富佐江さん(右端)らに声を掛けられる天皇、皇后両陛下=モンゴル・ウランバートルで7月8日
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天皇、皇后両陛下 モンゴル訪問
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