日本の民間月着陸船 打ち上げ成功
世界初の月資源商取引目指す

宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」(東京都)が独自開発した月着陸船が、12月11日、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられました。4月末頃に月に到着し、民間企業として世界初となる月面着陸を目指しています。(「Newsがわかる2023年2月号」より)

 宇宙ベンチャー「ispace(アイスペース)」は12月11日、独自開発した月着陸船をアメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地からアメリカ・スペースXのファルコン9ロケットで打ち上げました。着陸船は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

 軌道上で電源供給や姿勢制御、通信を確立し、基幹システムに不備がないことを確認しました。月面への到着は4月末ごろの予定で、世界初の民間による月面着陸になる可能性があります。

 アイスペースは、宇宙で採取した物質の所有権を民間企業などに認める宇宙資源法に基づく初の許可を11月に受けたばかりです。

 着陸船が撮影した月の砂の所有権をアメリカ航空宇宙局(NASA)に移転し、世界初の月資源の商取引を目指します。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年度にも月面着陸を目指す探査機「SLIM」の打ち上げを予定していますが、アイスペースの着陸が先になりそうです。

上記画像をクリックすると「Newsがわかる2023年2月号」にジャンプします。
有料会員の方は電子書籍でご覧いただけます。