縄文人はスーパースター!?【月刊Newsがわかる11月号】

民話や説話を芸術に|小泉八雲と怪談ニッポン

小こ泉いずみ八や雲くもを研けん究きゅうする早わ稲せ田だ大だい学がく名めい誉よ教きょう授じゅの池いけ田だ雅まさ之ゆきさんは、八や雲くもが見みいだした古ふるき日に本ほんのよさを、今いま、多おおくの人ひとが見み直なおしているといいます。そんな八や雲くもの文ぶん学がくを池いけ田ださんに解かい説せつしてもらいました。(「Newsがわかる2025年10月号」より)

 西洋化せいようか、近代化きんだいかの逆ぎゃくを行い

※太字ふとじのカギカッコは池田いけださんの発言はつげん

 小こ泉いずみ八や雲くもがやって来きた明めい治じ時じ代だいの日に本ほんは、軍ぐん国こく主しゅ義ぎが勢いきおいづき、富ふ国こく強きょう兵へいをかかげて近きん代だい化かを急いそいでいました。欧おう米べいから技ぎ術じゅつ者しゃ、学がく者しゃ、医い師しをまねき入いれ、西せい洋ように追おいつけ追おいこせとばかりに知ち識しきを吸きゅう収しゅうしました。

「ところが八や雲くもは方ほう向こう性せいが逆ぎゃく。日に本ほんのみんなが打うち捨すてた浮うき世よ絵えや手て作づくりのもの、古ふるい風ふう習しゅう、自し然ぜん信しん仰こう、アニミズム(あらゆるものにたましいが宿やどるという考かんがえ方かた)的てきなものに引ひかれました。日に本ほん人じんの精せい神しん性せいや霊れい性せい(精せい神しんに宿やどっているふしぎな働はたらき)を大だい事じにしたい人ひとでした」

 19世せい紀きの欧おう米べいには、日に本ほんの芸げい術じゅつを評ひょう価かし、浮うき世よ絵えやうるし工こう芸げい、焼やき物ものをめでる異い国こく趣しゅ味み(ジャポニズム)がありました。その風ふう潮ちょうの中なかで、八や雲くもの書かいたものは「文ぶん学がくのジャポニズム」として受うけ入いれられたようです。

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