社会科なんでもランキング【月刊Newsがわかる10月号】

家畜が正常行動できる環境を

家か畜ちくのアニマルウェルフェアはどうあるべきでしょうか。この問もん題だいにくわしい東とう京きょう農のう工こう大だい学がく農のう学がく部ぶ教きょう授じゅの新しん村むら毅つよしさんに聞ききました。(「Newsがわかる2025年6月号」より)

 高度こうどな動物福祉どうぶつふくしが求もとめられる時代じだい

― そもそも動どう物ぶつは「気き持もちがいい、悪わるい」などと感かんじますか?

新しん村むらさん 世せ界かい基き準じゅんでいうと、(ほ乳にゅう類るい、鳥ちょう類るいに加くわえて)魚さかなまでは「快かい・不ふ快かい」を感かんじる脳のうの機き能のうがあることがわかっています。それについて今いま、ヨーロッパで議ぎ論ろんになっているのが昆こん虫ちゅうです。昆こん虫ちゅうには痛覚つうかくのようなものがありますが、脳のうに快かい・不ふ快かいを感かんじる機き能のうがあるかどうかはびみょうで、どちらともいえないという感かんじです。
 恐きょう怖ふや苦くるしみについても、動どう物ぶつにはそれらを感かんじる神しん経けいの束たばがあります。いやな音おとをたてたり、別べつの環かん境きょうに置おいてみたりすると、(脳のう内ないで情じょう報ほうを伝つたえるための)神しん経けい活かつ動どうが人ひとと同おなじように活かっ発ぱつ化かして、苦く痛つうを感かんじていると明めい確かくにいえるデータがあります。

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