第82回全日本学生児童発明くふう展(発明協会主催、毎日新聞社など後援)で最高賞の恩賜記念賞に3月、東海大学付属相模高校中等部3年、嘉手納杏果さん(15)=神奈川県相模原市=の「アマモの発芽・育成装置及び方法」が選ばれました。特許を七つ持つ嘉手納さんに発明について聞きました。(「Newsがわかる2024年10月号」より)
受賞作「アマモの発芽・育成装置及び方法」とは
季節を問わず、アマモの発芽・育成を一貫して行えるシステム。
8月の室温35度の場合、この装置の水そう内をアマモ育成に最適な13度に冷やすと、大量に発生した結露の水が発芽に適した20度になっている。その水を活用して独自の配合でつくり上げた「発芽促進液」に種を浸して置くと、最短18時間で88%の高確率で発芽させることができた。芽を出したアマモは水そうでLEDライトを当てて育てる。
アマモの発芽・育成装置を見せる嘉手納杏果さん=神奈川県横浜市の神奈川県青少年創意くふう展覧会で2023年10月(本人提供)
中学3年生の発明家に聞く「発明のコツ」|発明が世界を変える
https://www.newsgawakaru.com/news/2410/10
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