【ニュースがわかる2024年10月号】巻頭特集は「発明が世界を変える」

「調べ学習」はどこを深堀りするかがカギ|ミラクル自由研究

どうざいりょうをそろえてけっみちびかんさつじっけんだけでなく、ほんやインターネットからじょうほうあつめてまとめる「調しらがくしゅう」もりっゆうけんきゅうになります。そこでカギになるのはテーマえらびとかたです。ここでは、調しらがくしゅうをするときのコツやポイントをしょうかいします。(「Newsがわかる2024年8月号」より)

じゅぎょうでもやる「調しらがくしゅう」って?

 ぶんめたテーマについて調しらべ、そのけっけんをわかりやすくまとめるのが「調しらがくしゅう」です。

 きんねんしょうちゅうがっこうでは「そうごうてきがくしゅうかん」で調しらがくしゅうちかられています。みずかじょうほうあつめてかんがえ、かいけつほうさぐり、どうろんてきかんがえるちからはぐくまれるとされているからです。

 テーマは、ニュースでよくことれきじょうじんぶつなどをえらぶと、りょうやデータがじゅうじつしていたり、かんれんするせつがあったりと、みやすいです。

小学生が福祉をテーマに調べ学習に取り組んで作った福祉新聞。地元のスーパーで展示された=奈良市で2021年5月

ぜんたいからどんどんめていこう

 テーマがまったら、まずぜんたいぞうがつかめるかんひゃってんなどでした調しらべをします。このとき、どこにしょうてんてるとたのしいか、おもしろくなるかなどもあたまいておくと、さらにテーマがしぼられます。

 そのうえで、ほかりょうなどを使つかって、げていきます。かずおおくのほんがそろっているしょかんしんぶんざっはくぶつかんりょうかんなどもかつようしながら、かならふくすうりょうわせて調しらべるようにしましょう。きゃっかんてきでかたよりのないじつをつかむことをこころがけます。

東京・上野公園にある国際子ども図書館は、日本で唯一の児童書専門の国立図書館として2000年に開館した。1906(明治39)年に建設された帝国図書館の建物を保存・再利用している

 集めた情報を整理し、自分なりの分析をして、意見をまとめる。この時、写真や図、表やグラフなど視覚的にわかりやすいものも入れ、①そのテーマを選んだ理由、②調べてわかったこと、③その事実に対する自分の意見や感想——の順を意識しよう。なお、資料館や博物館などに行って、もらったパンフレットから写真や図などを切ってはるのも効果的。
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