社会科なんでもランキング【月刊Newsがわかる10月号】

地震大国ニッポン 被害を減らすために

元がん日じつに発はっ生せいした能の登と半はん島とう地じ震しんによる大おおきな被ひ害がいは、地じ震しんの怖こわさを改あらためて見みせつけました。地じ震しん大たい国こくである日に本ほんで暮くらす私わたしたちは恐おそれるだけでなく地じ震しんが起おきるしくみを学まなび、被ひ害がいを少すこしでも減へらすために備そなえることが大たい切せつです。(「Newsがわかる2024年6月号」より)

 元がん日じつの衝しょう撃げき 能の登と半はん島とう地じ震しん

 1月がつ1つい日たち午ご後ご4時じ10分ぷん、石いし川かわ県けんの能の登と半はん島とうの先せん端たんを震しん源げん(地じ震しんが発はっ生せいしたところ)とするマグニチュード7.6の能の登と半はん島とう地じ震しんが発はっ生せいしました。

 石いし川かわ県けん輪わ島じま市し、志し賀か町まちで最さい大だい震しん度ど7を記き録ろくし、富と山やま県けんや新にい潟がた県けんなどを含ふくむ広ひろい地ち域いきでも強つよい揺ゆれを観かん測そくしました。石いし川かわ県けんでは245人にん(4月がつ19日にち現げん在ざい)が亡なくなり、約やく2万まん4000棟むねの建たて物ものが全ぜん半はん壊かいするなど大おおきな被ひ害がいが出でました。

 能の登と半はん島とうでは2020年ねん12月がつごろから、集しゅう中ちゅう的てきに繰くり返かえし地じ震しんが起おきる群ぐん発ぱつ地じ震しんが続つづいていました。昨さく年ねん5月がつにはマグニチュード6.5、最さい大だい震しん度ど6強きょうを観かん測そくしましたが、今こん回かいはその40倍ばい以い上じょうのエネルギーを持もつ大おおきな地じ震しんでした。震しん源げんの深ふかさが約やく16キロと比ひ較かく的てき浅あさかったために高たかい津つ波なみが起おこりやすくなり、東ひがし日に本ほん大だい震しん災さい(2011年ねん3月がつ)以い来らいの大おお津つ波なみ警けい報ほうも出だされました。

大津波警報   地震で海底が動いて波が広がる津波が起きた時、予想される高さが3メートルを超える場合に気象庁が避難を呼びかけて発表する。予想される高さが1メートルを超え3メートル以下の場合は津波警報を発表する。
 人じん口こう減げん少しょう・高こう齢れい化かが進すすむ地ち域いきの大だい災さい害がい

 被ひ災さい地ちは人じん口こう減げん少しょうと住じゅう民みんの高こう齢れい化かが特とくに進すすんでいる地ち域いきです。古ふるい木もく造ぞう住じゅう宅たくなどの耐たい震しん(建たて物ものなどが柱はしらやかべの構こう造ぞうで地じ震しんのゆれに耐たえること)化かが遅おくれた建たて物ものが多おおく、地じ震しんで亡なくなった人ひとの約やく8割わりが倒たおれた建たて物ものの下したじきになったとみられています。

 地じ震しんで道どう路ろや港みなとが壊こわれて救きゅう助じょ活かつ動どうが遅おくれたり、水みずや食しょく料りょう品ひん、医い薬やく品ひんなどの支し援えん物ぶっ資しを届とどけるのが難むずかしかったりしたことも明あきらかになっています。

能登半島地震で地割れし、崩れた道路に落ちた乗用車=石川県穴水町で1月2日

 長なが引びく断だん水すい・避ひ難なん生せい活かつ

 今こん回かいの地じ震しんでは一いち番ばん多おおい時ときに約やく4万まん戸こが停てい電でんし、約やく11万まん戸こが断だん水すい(水すい道どうが使つかえなくなること)しました。

 地じ震しん発はっ生せいから1カ月げつ後ご、停てい電でんはほとんどなくなりましたが、断だん水すいは輪わ島じま市しや珠す洲ず市しなどを中ちゅう心しんに約やく4万まん戸こで続つづき、3カ月げつ後ごの4月がつになっても約やく6680戸こで続つづきました。避ひ難なん者しゃは石いし川かわ県けんを中ちゅう心しんに最さい大だい約やく3万まん4000人にんに上のぼりました。

 4月がつ16日にち現げん在ざい、家いえを失うしなった人ひとなど5449人にんが不ふ便べんな避ひ難なん生せい活かつを続つづけています。

断水が続き、町内に設けられた給水場所に訪れた人たち=石川県能登町で1月31日

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