アメリカの映画賞「第81回ゴールデン・グローブ賞」の発表・授賞式が1月7日、カリフォルニアで行われ、アニメ映画賞にスタジオジブリの宮崎駿監督(83)の「君たちはどう生きるか」が選ばれました。2007年に設けられたアニメ映画賞を日本の作品が受賞するのは初めて。この快挙が話題となりました。(「Newsがわかる2024年3月号」より)
宮崎監督10年ぶりの作品で快挙
昨年の7月に日本で公開された「君たちはどう生きるか」は、宮崎駿さんにとって10年ぶりの長編アニメ映画です。
宮崎さんは2013年に長編作品の製作からの引退を表明していましたが、2017年に撤回。そして、宮崎さんが原作・脚本・監督を担当した同作で、ゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞を英語以外の作品が初めて受賞するという快挙を果たしたのです。
また、1月23日にはアカデミー賞の長編アニメ映画賞の最終候補作にもなりました。
宮崎駿監督=2013年9月