新年をいわう1月1日の午後4時10分、石川県の能登半島でマグニチュード7.6の大きな地震が起こりました。このあたりは去年もおととしも地震がありましたが、今回のゆれは特に大きく、多くの家がくずれるなどして236人が亡くなりました(1月28日現在)。火災で焼け野原となった地域もあり、私たちに地震の恐ろしさをまざまざと見せつけました。(「Newsがわかる2024年3月号」より)
震源は能登半島 津波も
地震が発生したところ(震源)は能登半島の先端で、深さは約16キロでした。
地震の規模を示すマグニチュード7.6は阪神大震災(1995年)や熊本地震(2016年)のマグニチュード7.3を上回りました。東日本大震災(2011年)以来となる大津波警報も一時、出されました。
被害は石川県内がひじょうに大きく、新潟県や富山県などでもけが人が出たり、家がこわれたりしました。

地震で倒れた石川県輪島市の7階建てビル=1月3日、毎日新聞社ヘリから