どう生きる? 人生120年【月刊Newsがわかる3月号】

「プロジェクションマッピング」のナゾを解こう!

科学かがくコミュニケーターの本田隆行ほんだたかゆきさんと相棒あいぼうのボットンが、日常にちじょうのあちこちにひそ科学かがくさぐっていきます。今回こんかい意外いがいふるくからある最新技術さいしんぎじゅつ? 「プロジェクションマッピング」をナゾき!(「Newsがわかる2024年5月号」より)

じゅつかくれたふうとは?

になったから、調しらべてみたよ! ヒントは“まえ”にあったんだ

まえ? どういうこと?

プロジェクションは「えいぞううつすこと」、マッピングは「け・わせ」ってなんだ。ってえいmapマップだよね。まるでつくるようなぎょうだから「マッピング」ってうんだね

うんうん、で、その「わせ」のどこがヒントなの?

たてものいろかたち、サイズなどのデザインにわせて、えいぞうこまかく調ちょうせいしていたんだよ。まるでパーツをわせるように調ちょうせいされたえいぞうだからこそ、うつしたときたてものとピッタリかさなってえるんだね

そっか、たてものまわりとかにえいぞうがはみしてたらピタッとはえないもんねえ

おまけに、じっさいたてものかさなるえいぞううごすもんだから、どこまでがリアルでどこからがバーチャルかわからないかんじになるんだね

じつながれきがある?

さっすが、げんだいじゅつってのはすごいんだなあ

それがね、じつおもったよりも、れきながじゅつらしいんだよ

え! さいしんのテクノロジーってわけじゃないの?

ふるくは1969ねん、アメリカのディズニーランドにオープンしたアトラクションのなかの、「しゃべるきょうぞう」のみとしてさいようされたみたい

そうか! うごかないものをまるできているようにうごかす……、たしかにピッタリだ!

ここ10ねんくらいよくにするようになったゆうは、コンピューターやプロジェクターがどんどんしんしているからなんだ

なるほど。ふくざつおおがかりなとうえいでも、むかしくらべたらがるざいでできるようになってるはずだもんね

そのとおり! いまでは、いろんなセンサーを使つかってリアルタイムにえいぞうつくし、そのとうえいすることだってできるようになっているんだ。おなえいぞうながれないなんて、すごいよね

東京都内の名所などの映像を投影するプロジェクションマッピングで浮かび上がった都庁第1本庁舎。建物に映す常設展示としては最大でギネス記録に認定された

そのうち、たてものみたいなうごかないものだけじゃなくて、くるまけむりみたいなうごくものにもえいぞううつされるようになるのかな

ボットン、するどい! じつはもうのうになりつつあるみたいだよ。けんきゅうにっしんげっすすんでるんだねえ

そうなの!? しょうらいはどんなことができるようになるんだろう……? ぼくにもうつしてもらえるかな? そしたらまいにちちがふくられるようになるかも……ぐふふ

ナビゲーター:本田隆行(ほんだ・たかゆき)
「科学とあなたをつなぐ人」。大学院時代の専攻は地球惑星科学。市役所と日本科学未来館の勤務を経て、プロの科学コミュニケーターとして活動中。

【本田隆行さんのX】
https://x.com/taka_honchan

イラスト:こばやし あさみ

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