【ニュースがわかる2024年7月号】巻頭特集は「沸騰」する地球の未来

アメリカと中国 なぜ対立? 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 世界1、2位の経済大国であるアメリカと中国は近年、対立を深めています。関係が悪化したきっかけは、アメリカのトランプ前大統領が2018年以降、中国からの輸入品にかかる関税を相次いで引き上げたことです。

 トランプ前大統領は、国内産業の保護と貿易赤字の削減を目指し、自国の利益を最優先する政策を進めてきました。特に中国との間に多額の貿易赤字を抱えており、「中国がアメリカの知的財産(開発した技術など)を勝手に奪っていて問題だ」などと主張し、その仕返しとして関税を引き上げました。中国もこれに対し、「貿易戦争」と呼ばれる状態に陥りました。

 関税をかけ合う状態はいったん抜け出したものの、5Gなど先端技術の分野でも対立しました。2021年にバイデン大統領が就任した後も、中国への対抗を続けています。

 このように対立を深めるのは、貿易に限らず国際政治や外交の面でもアメリカが優位であることを示すためだとされます。強い軍事力と経済力で築いてきた超大国としての地位をお守りたいアメリカと、代わりにトップになりたい中国の思惑がぶつかっているのです。経済大国同士の争いは両国だけの問題ではなく、世界経済全体に彼の影響が及んでいます。
(『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は6月11日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。