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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

夏休みに行きたい! ミュージアム
「日本科学未来館」

いよいよ夏休みがやってきます。新型コロナウイルスが第5類感染症へ移行して初めての長い休みには、気軽に博物館や庭園を訪ねて、五感を使ってさまざまな“体験”をしてみませんか。もしかしたら、夏休みの自由研究も片付いてしまうかもしれません!

国立の科学館

 日本科学未来館は、最新のテクノロジーから日々の素朴な疑問、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまな科学技術を体験できる国立の科学館として、2001年に設立されました。

 同館には、展示やイベントの企画をしたり、科学を解説したり、研究の面白さを伝えたりする科学コミュニケーターがいます。科学技術とどう付き合い、未来をどう築いていくのかなど、彼らと対話をしながら一緒に考えることが可能です。

日本科学未来館のシンボル展示「ジオ・コスモ」。直径約6メートルの球体ディスプレーに、宇宙から見た地球の姿がリアルに映し出される=日本科学未来館提供

「どうする!? プラごみ」を8月31日まで開催

 プラスチックごみ問題の解決方法を考えるイベント「どうする!? プラごみ」を開催中です。世界的に問題となっている“プラごみ”について、その解決に向けてビジネスの現場で取り組む5人の活動を紹介し、各人から一緒に考えたい「問い」を出してもらっています。

 会場にはボードを設置して、訪れた人は自由にアイデアをはり出せますが、オンラインでもアイデアを投稿できます。

(※展示の理解をより深められるワークシートも下記イベントページからダウンロードできます)。

「どうする!? プラごみ」の会場に置かれたプラごみのオブジェ。日本で1人当たりが1年間で出す容器包装のプラごみの量である32キロ分を集めて作った

「どうする!? プラごみ」イベントページ
9月3日まで特別展「NEO 月でくらす展」も開催

 特別展「NEO(ネオ)月でくらす展 ~宇宙開発は、月面移住の新時代へ!~」では、未来の月面での生活を疑似体験できる新感覚の体験型展覧会です。

 専用の衣装に着替えて月の重力を疑似体験できる「月面重力体験ミッション」、活動に必要不可欠な「水」を自分たちで探して調達する「水資源探査ミッション」、月面の隕石を回収するゲーム「隕石回収ミッション」など同展ならではの“体験”ができます。月面食堂や月面コンビニもありますよ!

「月面重力体験ミッション」(別料金)。月で感じる地球のくらしとの大きな違いは重力。月面の重力は地球の重力の約6分の1=NEO 月でくらす展製作委員会提供

「NEO 月でくらす展」特設サイト
日本科学未来館(https://www.miraikan.jst.go.jp/)
住所:東京都江東区青海2-3-6(新交通ゆりかもめ・東京国際クルーズターミナル駅より徒歩約5分、テレコムセンター駅より徒歩約4分)
開館時間:10:00~17:00(入館券の購入、受付は16:30まで)
休館日:火曜日(7/25~8/29の期間は火曜日も開館)