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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

「植生記号」を照合せよ!【地図地理検定に挑戦】

正解:②

解説

 地図記号は時代とともに見直しが検討され、これまで使用されてきた地図記号のいくつかが使用されなくなりました。

 植生記号では、全国的に見ることができる農作物はどれだろうと考えてみることが重要です。①の果樹園は全国各地に特産物(とくさんぶつ)としてあげることができる作物が存在しています。③の田は日本の農業の根幹ともいえる稲作に代表されています。④の畑は作物の種を蒔いては、収穫(しゅうかく)する耕地(こうち)面積(めんせき)の広い普通畑です。②の桑畑は、生糸(きいと)(絹)を作るためのカイコが食べる葉の木を育てている樹木畑です。日本の養蚕業(ようさんぎょう)が、戦後衰退(すいたい)の一途をたどってきたことを考えれば、削除される記号にあげられることは必至であったといえます。

もっと解いてみたい人、地図地理検定を知りたいひとはhttps://www.jmc.or.jp/chizuken/info.htmlまで。