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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

日本さかな検定にチャレンジ!(2022/8/26)

【解答】③駿河(するが)(わん)                                                 

【解説】1㍍を()える新種(しんしゅ)深海魚(しんかいぎょ)駿河(するが)(わん)発見(はっけん)したと、海洋(かいよう)研究(けんきゅう)開発(かいはつ)機構(きこう)などの研究(けんきゅう)チームが2021(ねん)(がつ)25(にち)発表(はっぴょう)した。深海魚(しんかいぎょ)のグループであるセキトリイワシ()一種(いっしゅ)、そのなかでももっとも(おお)きく、深海(しんかい)生息(せいそく)エリアでは食物(しょくもつ)連鎖(れんさ)最上(さいじょう)()にいる(しゅ)であることから「ヨコヅナイワシ」と命名(めいめい)された。同機構(どうきこう)などのチームは、2016(ねん)駿河(するが)(わん)水深(すいしん)2171~2572㍍付近(ふきん)にいた深海魚(しんかいぎょ)(ひき)(全長(ぜんちょう)122~138㌢、(おも)さ15~25㌔)を捕獲(ほかく)した。その()遺伝子(いでんし)解析(かいせき)などの結果(けっか)から、セキトリイワシ()新種(しんしゅ)であることがわかった。(あざ)やかな(あお)いウロコや、体長(たいちょう)(くら)べて(ちい)さな()(あたま)()びれの位置(いち)特徴的(とくちょうてき)という。同科(どうか)(さかな)世界(せかい)深海(しんかい)で90(しゅ)以上(いじょう)確認(かくにん)されていたが、平均的(へいきんてき)全長(ぜんちょう)は30~40㌢程度(ていど)だった。セキトリイワシ()(さかな)はクラゲなどのプランクトンをえさにする(しゅ)(おお)いが、ヨコヅナイワシの()からは比較的(ひかくてき)(おお)きな魚類(ぎょるい)捕食(ほしょく)した痕跡(こんせき)()つかった。ヨコヅナイワシの筋肉(きんにく)のアミノ(さん)分析(ぶんせき)したところ、食物(しょくもつ)連鎖(れんさ)最上(さいじょう)()にいることがわかったという。

日本さかな検定(とと検定)とは

「さかなの国、ニッポンの検定」をコンセプトに、魚を学び、旬をおいしく食すための知識を競う検定。魚離れが近年加速度的に進んでいることを受け、魚への関心や知識を深めることで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につながることを願い、2010年に誕生。2021年に幕を閉じましたが、今年11月にオンライン受験で復活することが決定しました。

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