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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

避難場所と避難所。同じじゃないの?

日本は地震が多い国。今年に入ってからは、全国各地で震度4以上の地震がひんぱんに発生しています。地震以外にも、台風や洪水、津波など、さまざまな災害がありますが、どこに逃げたら良いか知っているでしょうか。

逃げる場所には「避難場所」と「避難所」があります。同じような言葉ですが、実は違います。

「避難場所」は、火災や津波などから身を守るために一時的に逃げ込む場所。火災なら河川敷や大きな公園、津波なら高台など、災害の種類によって異なります。一方、「避難所」は、避難した人が災害の危険性がなくなるまで必要な期間過ごしたり、災害のために家に戻れなくなった人が一時的に避難生活をする場所です。学校や公民館といった屋内の施設が指定されています。避難場所と避難所を兼ねているところもあります。

いざというときにどこへ避難すれば良いのか、まちの防災マップなどを見て、普段から家族と確認しておくことが大切です。(編集部)