新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
過疎化対策として「コンパクトシティー」を目指す動きがある。町の中心部に住宅や商店、公共施設を集約させる都市のあり方で、次世代型路面電車の整備で町を活性化させた富山市などの例がある。
▽賛成だ
・家々が郊外に分散しているよりも集まっているほうが、ゴミの収集や道路整備など行政サービスの効率が良くなり、費用も減らせる。また街の中心部ににぎわいが生まれ、雇用や移住の増加にもつながる。
・公共交通機関を充実させやすく、高齢者に車で運転を強いることなく、環境にも優しい街がつくれる。
▽反対だ
・どこに住むかは個人の選択。地方の生活はマイカー利用が前提で、郊外にショッピングモールがある場合も多い。今の便利な生活は変えられない。
・農業や漁業をする人には「職場」が遠くなり、逆に不便だ。また中心部から遠い集落が廃れ、先祖から受け継いだ 伝統芸能など貴重な文化が失われる。
「2025年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より
**毎週水曜日、金曜日に配信予定**
書影をクリックすると本の通販サイト「Amazon」のサイトにジャンプします
ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。