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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

虹はどうやってできるの?

雨上がりの空に、虹が見えることがあります。あの美しい7色の虹は、どういう時に、どのようにしてできるのでしょうか。

雨が降った後は、空にたくさんの雨のつぶがただよっています。その雨つぶを通り抜ける時に、太陽の光が折れ曲がり、はね返ってできるのが虹です。もともと光はまっすぐに進むのですが、水に入ると光の進行方向が変わって折れ曲がります。また、太陽の光は白っぽく見えますが、実際には光の中に、赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍(あい)、紫(むらさき)の7つの色がすべて含まれています。色によってそれぞれ光が曲がる角度が違うので、キレイに並んで見える、というわけです。

虹ができやすいのは、雨上がりで日がさした時。でも雨が降っていても、日がさしていれば虹ができることがあります。虹は太陽とは反対側の空に見えるので、太陽に背中を向けて眺めてみましょう。(編集部)