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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

改正外来生物法とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

 新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 外来種の規制を強化する 改正外来生物法が2022年、成立しました。法律は生態系や人間社会に深刻な影響を及ぼす外来種を「特定外来生物」に指定し、(1) 輸入(2)飼育(3)移動(4)放出(5)譲渡・販売を禁じています。

 今回の改正によって、アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)の追加が決まりました。

 いずれも国内で大量に飼育されています。従来のように飼育禁止にすると、飼い主が野外に放ち、かえって被害を増やしかねません。そこで、ペットとして飼ったり、譲渡したりすることを認める特別措置を取りました。

 また、各地で相次いで見つかっている強毒を持つ 南米原産のヒアリ は「要緊急対処特定外来生物」に指定されました。ヒアリと特定される前でも、調査のために事業者の管理地に立ち入ることや、付着が疑われる物品の移動を禁じることが可能になります。

 

 次回は2月9日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「米国と国際秩序の行方」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php