注目キーワード
  1. 中学受験
  2. 社会
  3. イベント
  4. SDGs
【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

ニュースっておもしろい!学び深発見〝素材と対話〟する気持ちで

本誌巻頭特集では、冷凍食品の歴史や最新の冷凍・解凍技術について学びましたね。ここでは、これからの冷凍食品や未来の食卓について、オカメ先生、ベロー先生と一緒に考えてみましょう。

Aさん:おばあちゃんがうちに来た時、冷凍パスタをランチに出したら、「おいしくてびっくり。昔の冷凍食品はここまでおいしくなかった」って言ってたよ

Bさん:そうなんだ! この時代に生まれてよかった~。ハンバーグもからあげもたい焼きもおいしいよね。デザートに食べる冷凍マンゴーも大好き

Cさん:私はお弁当に入っている「占いグラタン」が楽しみなんだ。お母さんの誕生日に、お父さんが人気レストランの料理を冷凍で取り寄せてくれたこともあるよ

オカメ先生:先生も冷凍食品には日常ですごくお世話になっている。リーズナブルなものから高級品まで選択肢も広がっているから、上手に解凍する方法はきちんと知っておきたいよね

ベロ―先生:スイーツを作る時も、お肉に火入れする時も、温度調節はとっても大切なんだ。だから、冷凍したり、解凍したりする時も、素材と温度について考えてみると、よりおいしく食べられると思うよ

Cさん:面白そうだけど、ちゃんとできるかな。冷凍庫のお肉を自動的に焼いてくれる調理器具とか、材料を入れるだけで勝手に料理してくれるお鍋があると便利かも

Aさん:スマートフォンのアプリと連動する調理器具がもうあるみたいだよ。家電にも人工知能(AI)が搭載されたら、有名シェフの料理が簡単に作れるようになるのかも!!

Bさん:うーん、同じ食材を使っても、全く同じものを作るのは難しいんじゃないかなあ。うちのお母さんのカレーはAIでは再現できないおいしさだと思う!

オカメ先生&ベロー先生からのひとこと

それは食べてみたい。料理って〝素材とどう対話するか〟が大切。イチゴを使ったレシピも、産地や種類、時期によって味が違うから、その日の素材に合わせて工夫するのが楽しいところ。冷凍食品を食べる時も、どこでどう育って、どれだけの人が関わったかという背景に目を向けると発見があるよ。仕組みを知って、使いこなす。そんな意識を持ってみてね。

取材協力:日能研 イラスト:しばざきとしえ