【ニュースがわかる2024年11月号】巻頭特集は世界が注目! アメリカ大統領選

iPS細胞とES細胞とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 分裂して自分と同じ細胞をつくる能力と、他の種類の細胞に変化する能力を併せ持つ細胞のことを「幹細胞」といいます。

 もともと体の中にある幹細胞のほかに、人工的に体のさまざまな部位の細胞に変化する能力を持たせた 「iPS 細胞」(人工多能性幹細胞)や「ES 細胞」(胚性幹細胞)があります。

 皮膚や血液などの細胞から作るiPS 細胞 は、山中伸弥・京都大学教授らのグループが世界で初めて開発しました。2014年に目の難病の治療で初めて使われ、さまざまな病気の治療に応用する研究が進んでいます。

 一方でES 細胞は、1人の人間に育つ可能性のある受精卵(胚)を壊して作ることから、倫理的な問題が指摘されてきました。日本で研究として病気の治療に使われたのは2020年になってからです。

 (『2022年度版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』より)

次回は2月11日に配信予定です。


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ニュース検定とは?

画像をクリックすると「ニュース時事能力検定試験」公式HPにジャンプします

 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php