英語学習に効果的な「フォニックス」とは?メリットや学び方のポイントを解説

「フォニックスってよく聞くけど、どんなメリットがあるの?」

「何歳くらいから始めればいいの?」

お子さまを英語教室に通わせたい、または通わせているという保護者の方の中には、このような疑問を持っている方もいると思います。フォニックスは英語の発音を習得するうえで非常に効果的な学習法ですが、これまで日本の中学・高校の英語教育ではあまり取り入れられていなかったため、そもそもどんなものなのかよくわからないという方もいるでしょう。

フォニックス自体の説明は後述しますが、学ぶことで期待できるメリットとしては、英語の発音の上達が早くなり、綴りを見るだけで正しく発音したり、自分の力で単語を読んだりできるようになることなどが挙げられます。

この記事では、神田外語グループの児童英語教室「神田外語キッズクラブ」シニアインストラクターである一色先生のお話に基づいて、
・フォニックスを学ぶことのメリット
・フォニックスの学習を始めるタイミング
・家庭でのフォニックスの教え方
を解説していきます。

監修:一色裕子先生
神田外語キッズクラブ シニアインストラクター。
主に小学生から中学生までのクラスを担当する、キャリア20年以上のベテラン講師。子ども達が理解できるようしっかり寄り添う指導で、長年のファンが多い先生。
キッズクラブの学齢別クラスの担当の他、英検®対策コースの指導やフォニックスコースのカリキュラム開発に携わる。

■フォニックスとは・・・
フォニックス(phonics)とは、英語の文字と音を学び、英語のつづりと発音を結びつけて正しく読むことができるようになるための学習法です。例えばABCは「エー、 ビー、 シー」というアルファベットの“名前”ではなく、/æ/,/b/,/k/という“音”を覚えます。日本の子どもたちがひらがなの50音を最初に習うように、英語圏の子どもたちはフォニックスを教わりながら英語の読み方を身につけています。

1.フォニックスを学ぶことのメリット

フォニックスを学ぶことで、以下のようなメリットがあります。
・正しい発音が身につき、英語の上達が早くなる
・英単語のつづりを見て正しく発音できるようになる
・英単語のつづりがわからなくても、音を聞き取って書けるようになる

1-1.正しい発音が身につき、英語の上達が早くなる
第一のメリットは、英単語の正しい発音が身につくということです。英単語を学ぶとき、カタカナに頼って不正確な発音を覚えてしまった経験がある人は多いと思います。フォニックスを習得することで、日本語にあまりないような英語独特の音に慣れ、“カタカナ英語”ではない正確な発音を身につけることができます。発音に自信がつくことで、英語そのものの上達も早くなるでしょう。

1-2.英単語のつづりを見て正しく発音できるようになる
2つ目は、英単語のつづりを見るだけで正しく発音できるようになるということです。例えば、中学校の英語教科書に出てくる英単語の約70%はフォニックスのルールで正しく読めると言われています。つまり、単語ごとに読み方を覚える必要がなくなるだけでなく、初見の単語でも自分の知識だけで読めるようになるのです。子どもが自分の力で読めるようになることで、自信や達成感に繋がり、学習意欲の向上を望むこともできるでしょう。ただし、その他の約30%は例外として別途覚えていかなければなりません。

1-3.英単語のつづりがわからなくても、音を聞き取って書けるようになる
3つ目のメリットは、英単語のつづりを発音から推測して書けるようになることです。前項では、フォニックスによって知らない単語でも読めるようになると紹介しましたが、「読める」ことは「書ける」ことに繋がります。
中高生になると、受験のためにたくさんの英単語のつづりを覚える必要が出てくると思いますが、幼少期からフォニックスを学んでいれば、音を聞くだけである程度つづりを予想して書けるようになります。結果的に丸暗記ではない効率的な学習ができるようになるでしょう。ただし、「書く」ためには文字の書き方の練習は必須です。幼児くらいからアルファベットの形に親しみ、小学1年生前後くらいから段階的に文字のなぞり書きなどを始めて、自分の力で書くための準備を行っていくと良いでしょう。

2.フォニックスは3歳頃から学び始めるのがベスト

フォニックスを学び始めるのは3歳頃が最もよいタイミングと言えます。ある程度大きくなると日本語の発音に完全に慣れてしまい、英語の発音も日本語の音に引っ張られ、フォニックスの習得に時間がかかるようになってしまうからです。
とはいえ、3歳未満では日本語の読み方を覚えるのも難しい段階なので、アルファベットの読み方を教えて完全に理解させるのはまだ早いお子さんもいるかもしれません。
3〜4歳頃から始め、小学校中学年くらいまでに一定の内容を身につけるのが理想です。

3.家庭でフォニックスを取り入れるならYouTubeが便利

家庭でフォニックスを取り入れるなら、YouTubeを活用するのも手です。保護者の方がフォニックスの解説動画を参考にして指導法を学んでもよいですし、正確に教えられる自信がなければ、そのまま子どもに動画を見せても構いません。ただし、その場合は動画を見せっぱなしにして終わるのではなく、保護者の方も一緒に見て学びましょう。子どもがやっていることに対して親が興味を持っているというのは、子どもにとって嬉しいことで、モチベーションが自然に上がっていくからです。

4.楽しく英語に親しむなら神田外語キッズクラブ

子どもがフォニックスに触れながら楽しく英語に親しめる教室をお探しの方には、神田外語キッズクラブがおすすめです。神田外語キッズクラブのレッスンでは、たくさんの英語を使ったやり取りを通して、子どもたちがフォニックスに触れながら楽しく英語に慣れ親しめるような指導を行っています。神田外語キッズクラブの特徴を紹介します。
・発達段階に応じた細かなクラス分け。フォニックス指導も取り入れている
・児童英語指導に関する講座・研修を修了した講師がレッスンを担当
・フォニックスの集中講座を開講

4-1.発達段階に応じた細かなクラス分け。フォニックス指導も取り入れている
神田外語キッズクラブでは、発達段階に応じて0歳から細かなクラス分けを行っています。子どもの年齢によって、できることや興味関心を持つ物事は異なるため、発達段階を踏まえた内容でレッスンを行うことが英語教育において非常に重要だからです。
クラスは0・1・2歳/2・3歳/幼稚園/小1・2年/3・4年/5・6年に分かれ、子どもの認知発達と成長に合ったプログラムと教材を用意。子どもたちが小さいうちからアルファベットの文字と音の関係に気づき、段階的につづりと音を結び付けて読めるようになるよう、フォニックスを用いた指導に力を入れています。

4-2.児童英語指導に関する講座・研修を修了した講師がレッスンを担当
神田外語キッズクラブには、大学や語学専門学校を有する神田外語グループにおける児童英語講師養成講座・研修を修了した講師が揃っています。
児童英語講師として、ただ英語が堪能なだけでは十分な能力があるとは言えません。“外国語として英語を学ぶ”日本人の子どもの特性をよく理解し、年齢別の認知発達・学習上の特徴を踏まえた指導のポイントを把握していることが必要です。
神田外語キッズクラブの講師陣は、児童英語指導に関する講座・研修を通して、これらのポイントを熟知しています。また、多様な文化的背景を持ち、子どもたちの異文化・国際理解のモチベーションを向上できるような講師も多数所属しています。お子さまの英語に関するお悩みについても安心してご相談ください。

4-3.フォニックスの集中講座を開講
神田外語キッズクラブでは通常のレッスンでもフォニックスの指導に力を入れていますが、幼稚園から通っている生徒と、小学生になってから通い始めた生徒ではフォニックスに触れる時間にどうしても差が出てしまいます。「小学生で入会してレッスンについていけるか不安」、「より集中的にフォニックスを学びたい」という方に向けて、3日間でフォニックスを総復習・予習できる講座をキッズクラブの各教室で開講予定です。
小1〜3年/小4〜6年の2クラスに分け、60分×3日間の完結型で日本人講師が丁寧にフォローアップします。詳しくはお近くの教室にお問い合わせください。

5.まとめ

フォニックスのメリットや学び方のポイントをおさらいします。
■フォニックスを学ぶメリットはこの3つ
・正しい発音が身につき、英語の上達が早くなる
・英単語のつづりを見て正しく発音できるようになる
・英単語のつづりがわからなくても、音を聞き取って書けるようになる
■フォニックスは3歳頃から学び始めるとよい
■家庭でフォニックスを取り入れるならYouTubeに頼ってもよい

このコラムの内容を参考に、お子さまが楽しく効果的に英語を学べるようにサポートしてあげてください。
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