推しの城 おもシロ ランキング【月刊ニュースがわかる2月号】

ニュースっておもしろい!学び深発見「育ててみたら仲良くなれる!?」

巻頭特集では、国立科学博物館の「昆虫MANIAC」について学び、さまざまな専門家のお話をうかがいましたね。ここでは「昆虫を好きになる方法」についてグッチー先生と一緒に考えてみましょう。

Aさん:科博、行ってみたくなったよね。虫のこと、いろいろ……あ、ちょっと待って! わー! ハチが来たよ! 刺されたら大変だ。誰か助けて~! 

Bさん:落ち着いて!! 君、クワガタやカブトムシは大好きなのにね。これ、たぶんマルハナバチだからそんなに怖がらなくても大丈夫だよ

Cさん:よく知ってるね!! 私はカイコが好き。卵から育てたことがあるよ。幼虫が桑の葉を一生懸命食べている姿はキュートだし、触るとすべすべして気持ちいいの

グッチー先生:自分で育てると愛着がわくよね。先生はカブトムシを幼虫から育てる機会があって、お世話をするうちに可愛く思えてきたよ。あと知識を得ると、より興味を持てると思う。今は動画も豊富だし、電子顕微鏡で撮影した写真も見ることができるよね。先生はテントウムシの幼虫がアブラムシをガブッと食べてる姿を動画で見た時、かわいいなあと思ったな

Cさん:へー、その動画見てみよう! 私はさなぎをCTスキャンして中がどう変化するかを紹介する番組を動画で見たことがあるよ。ホントに不思議だと思った

Bさん:僕はトンボの超拡大写真を見てビックリした。なんだか工業製品のメカみたいでカッコイイ。昆虫ってどうしてこんな体の仕組みになったんだろうね

Aさん:そうか、やっぱり昆虫はすごいヤツらだね。虫の立場になったら、巨大な動物が騒いでいる方がよっぽど怖いわけだし、これからは余裕を持って虫と向き合うよ

グッチー先生からのひとこと:そうだね。「虫が苦手」という気持ちは、もしかしたら「みんなが怖いと言ってるから」という刷り込みの場合もあるかもしれないね。メカニック的な美しさや変態の仕組みなど、昆虫の世界には面白いことがたくさんある。少しでも興味を持ったら、いろいろな角度から情報を集めてみよう。知るうちに好きになるかもしれないし、植物のことにも自然とくわしくなると思うよ。