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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

ワクチンでどうなる? コロナ後の社会

ニュースがわかる8月号より

 新型コロナウイルスのワクチン接種が国内でも進んでいます。これまで16歳以上が接種できたアメリカ・ファイザー社製のワクチンは、12歳から接種できるようになりました。新型コロナの感染拡大で、「3密」を避けるのが当たり前になるなど私たちの生活は大きく変わりましたが、ワクチンを打った人が増えるとどうなるのでしょうか。

接種が進むイギリスは死者ゼロから再び増加

 昨年12月にワクチンの接種を始めたイギリスは6月1日、新たな死者の数が昨年3月以来初めてゼロになりました。厳しい社会活動の制限と、ワクチンの接種が進んだことで感染拡大が抑えられました。イスラエルやアメリカも接種が進むにつれて感染者数が減る傾向にあります。しかし、イギリスではインド由来の変異株によって感染が再拡大し、6月21日に予定されていたロックダウン(都市封鎖)の全面解除は延期されました。

【ワクチンパスポート】って?

ワクチンを接種したことを証明する「ワクチンパスポート」の導入が一部の国や地域で進められています。欧州連合(EU)は7月から導入する予定です。QRコード形式で、ワクチン接種のほか、感染からの回復状況やPCR検査の陰性結果も示します。日本も海外渡航用に準備を進めています。(編集部)

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