- 2024年12月4日
免疫とワクチンの仕組み 「ニュース検定」がわかりやすく説明
病原体(細菌やウイルス)などの異物から体を守る働きを免疫といいます。さまざまな種類の細胞が作用して、体内に侵入した病原体を食べたり、「抗体」を出して病原体を攻撃したりします。抗体とは、特定の病原体に対して働くたんぱく質です。
病原体(細菌やウイルス)などの異物から体を守る働きを免疫といいます。さまざまな種類の細胞が作用して、体内に侵入した病原体を食べたり、「抗体」を出して病原体を攻撃したりします。抗体とは、特定の病原体に対して働くたんぱく質です。
2023年のノーベル賞が10月に発表され、生理学・医学賞はアメリカ・ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ特任教授(68)とドリュー・ワイスマン教授(64)の2人に決まりました。2019年末に発生した新型コロナウイルスの感染などを抑える、メッセンジャー(m)RNAワクチンの早い開発を可能にした研究が高く評価されました。(「Newsがわかる2023年12月号」より)
新型コロナのように、ウイルスに感染することで発症する病気から体を守るために強い味方になるのが、ワクチンです。ワクチンは病気を引き起こす働きを弱めた病原体や、病原体を作るタンパク質を原料にして作ります。