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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

弘中綾香さん(テレビ朝日アナウンサー)にインタビュー

アナウンサーとしてバラエティー番組の司会者(MC)などいくつもの番組を担当するほか、エッセーの執筆や雑誌モデルなど多方面で活躍している、テレビ朝日の弘中綾香さん。中学受験の苦労話や、部活のことなどを聞きました。(ニュースがわかる2022年6月号より)

 「小学4年生から塾に入って、中学受験の準備を始めました。6年生になると自由時間もずっと勉強していたと思います。とにかく算数が苦手だったので、時間をかけました。あとは塾の授業が終わると先生を捕まえて、わからなかったところを質問していました」

 苦手なことから決して逃げずに、「苦手なこと(間違えた問題)を克服しよう」と懸命に努力した弘中さん。こうした猛勉強のすえ、見事、慶応義塾中等部に合格しました。中学、高校時代は「普通にお友達と遊んでいただけ」という学生生活だったといいますが……。

「中学で器楽部に入って、バイオリンを始めました。バイオリンを自宅に持ち帰って自主練習もよくしましたね。そのまま高校でも器楽部でバイオリンを続けて、あともう一つ、スキー部にも入りました! なぜかというと、私、運動神経が悪いので、一つでもできるスポーツがほしかったのです。スキーだったら運動神経はあんまり関係ないとも聞いたこともあって……。おかげでスイスイ滑れるようになりました!」

勉強に部活にと充実した学生生活を送っていた弘中さんの、小さなころからの趣味は読書だったそうです。

「私はすごく本を読むのが好きで、小さいときはその自覚はなかったのですが、身近に本がある生活を送っていました。公共の図書館や学校の図書室にもよく行きましたし、かなり読んでいましたね、本を。小学6年生のとき「ハリー・ポッター」の1巻が出て、そこから海外文学のシリーズものも読むようになって。イギリスのファンタジーミステリー「ダレン・シャン」(全12巻)とか。中学生になると、村上春樹さんや林真理子さんなどの作品も読みましたね。こうしてたくさん本を読んでいるうちに、読むのがかなり速くなって。これも勉強する上で、よかったかなあと思っています」

弘中さん教えて! どっちもどっち

●クラスの中で目立つタイプ? おとなしいタイプ?

え~、目立つタイプではないとは思うんだけど、でもなんか「うるさいなあ」という感じではあったかもしれない。成績優秀とか、みんなをまとめてるとかいう、目立つタイプではなく、でもアイツ「うるさいよね」という意味で目立っていたかもしれないです。

●学級委員や生徒会はやったことある? ない?

1回もないですね(笑い)。ある行事のクラス委員(リーダー)をやったことはありますけど、1年を通しての委員はないです。生徒会は小学生のときに1回くらいあるかもしれないけど、そんなリーダー役という自覚もなかったから……。

●アルバイトしてた? していない?

高校生のときにバイトしてました! 家の近くのドーナツ屋さんで週2回くらいかな。

●ダイエットしたことある? ない?

ダイエットはしなかったですね。高校生のころから体重と身長が変わっていなくて、ずっとこのサイズなんです。もともとあまり食べ物の好き嫌いがなく、何でも食べるし、あんまり食生活を変えずにきて……。あまり背は伸びなかったけど、ダイエットしなかったですね。

●美の秘訣ある? ない?

うーん、ないかも! 今思えば、器楽部であまり日に当たっていなかったこと、好き嫌いなく何でも食べていたことがよかったのかなと思います。だから、若いうちは日焼け止めぬったり、バランスよくご飯を食べて、適度に運動してというのがいいですよね! それと、私は今でも12時には寝ているから、睡眠も大切なんだと実感しています。

はなしを聞いたひと

弘中綾香(ひろなか・あやか)さん

テレビ朝日アナウンサー。慶應義塾大学法学部卒業後、2013年同社に入社。現在は「激レアさんを連れてきた。」「あざとくて何が悪いの?」「ノブナカなんなん?」など多くのレギュラー番組を持つ。オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で2019年から3連覇を達成=東京都港区のテレビ朝日で4月5日