世界の人たちと生きる これからの日本【月刊ニュースがわかる11月号】

全米車いすテニス小田選手 生涯ゴールデンスラムを達成

テニスのぜんべい(アメリカ)オープンは9がつむい、ニューヨークでおこなわれ、くるまいすのだんシングルスけっしょうは19さいときせんしゅがグスタボ・フェルナンデスせんしゅ(アルゼンチン)に6-2、3-6、7-6でってはつゆうしょうし、しょうがいゴールデンスラムをじょうさいねんしょうたっせいしました。(「Newsがわかる2025年11月号」より)

 どうしゅもくでは2022ねんに38さいたっせいし、いん退たいこくみんえいしょうじゅしょうしたくにえだしんさんらいかいきょで、こんたいかいはダブルスとの2かん。4だいたいかいは3れんしょうで、つうさんしょうです。せんしゅは「キャリアでいちばんかもしれない、きついあい」をせいすと、くるまいすごとたおれ、そらかってたけびをげました。

 けっしょうあいこんたいかいゆうしょうしたダブルスのパートナーで、たがいにうちせんしゅさいしゅうセットはタイブレークまでもつれ、けいマッチポイントをにぎられました。まれ「やばいちもあった」なかで、しんはっし2かんえたねっせんにけりをつけました。

 20さいまえに、おもなタイトルをことごとくしゅちゅうにしたせんしゅ。それでも、よくおとろえておらず「ほんでもっとくるまいすテニスをひろめたい。4だいたいかいでもみとめられたい」とはなし、かがやかせました。

車いすの部男子シングルス決勝の最終セット、タイブレークで相手のマッチポイントをしのぎ、雄たけびを上げる小田凱人選手=アメリカ・ニューヨークで9月6日、共同

生涯ゴールデンスラム   テニスの4大大会である全米、全豪(オーストラリア)、全仏(フランス)オープンとウィンブルドン(イギリス)選手権と、パラリンピックですべて優勝すること。
 15歳でプロ 昨年はパラリンピック金   小田凱人選手は愛知県出身です。9歳で左股関節に骨肉腫を発症し、車いす生活になりました。10歳でテニスを始め、15歳でプロに転向しました。2023年、全仏オープンの男子シングルスで、4大大会史上最年少の優勝。昨年はパリ・パラリンピックで金メダルを獲得しました。

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