大きな地震が起きると、建物の倒壊や火災、津波などの災害が発生します。その時、私たちはどんな状況になり、命を守るためにはどう行動すればいいのでしょう。2011年3月11日の東日本大震災の時、住んでいた福島市で震度6弱を経験した編集部の記者が、災害体験コーナーがある東京消防庁の防災教育センター「立川防災館」を訪ねました。(「Newsがわかる2023年9月号」より)
「楽しみながら防災体験」立川防災館
立川防災館(東京都立川市)は地震や消火、避難など、防災の知識や技術が学べる体験施設です。訓練や映像、ゲームなどで「楽しみながら防災体験」ができます。
案内役で元ベテラン消防士の鈴木康弘さんは「ここでの体験を思い出し、もしもの時にどうすればいいか考えるようになってほしい」と話していました。
都内には同様の施設に池袋防災館、本所防災館があります。
立川防災館(写真提供=立川防災館)