次の日に疲れを残さないためには、快眠できる環境づくりが大切です。寝具メーカー大手、西川の広報担当、森優奈さんにぐっすり眠るための一日のすごし方をアドバイスしてもらいました。(「Newsがわかる2023年6月号」より)
起きる時間がずれると体内時計が乱れます。休日、いつもより長く寝ていたい場合はプラス2時間まで。平日の朝6時に起床している人は、休日も朝8時までに起きましょう。
また、朝食を食べることで体の中から目覚められるので、一日のリズムが整いやすくなります。
しっかり授業を受け、元気よく遊びましょう。楽しい時間をすごせば満足感が高まり、適度なつかれもあって、夜、眠りやすくなります。
正午〜午後3時ごろにどうしても眠くなったら、15〜20分ほど昼寝してかまいません。ただしソファにすわったり、机にふせたりして休むこと。横になると、深い睡眠に入ってしまい、夜、眠れなくなることがあります。
就寝の1時間前をめどに38〜40度くらいの湯に15〜20分ほどつかりましょう。シャワーでなく、おふろで体のおくまで温めることが大切です。私たちは体温が下がるころに眠気を感じるので、入浴の後、スムーズに睡眠に入れます。
また、「おふろから上がる→パジャマに着替える→歯をみがく→『お休みなさい』とあいさつする」といった具合に、寝る前の一連の動作を決めて実行しましょう。「これから眠るぞ」という気持ちになり、眠りやすくなります。
(次ページでは、快眠できる寝室の環境のつくり方を紹介!)
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