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【ニュースがわかる2024年5月号】巻頭特集は10代のための地政学入門

未来の物流はどうなっている!?【キッズスクールSDGs特別授業編】

 「ニュースがわかるオンライン」が企画する「キッズスクール」の「SDGs特別授業編」が1月21日、オンラインで開催されました。
青と白のユニフォームで、みんなのお家に荷物を届ける佐川急便と同じグループの佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区)がゲストで登場。一緒にSDGsと物流のつながりについて考えたり、同社の持つ最先端倉庫「Xフロンティア」にバーチャル倉庫見学をしたりと、大盛り上がり。ワークショップでは参加した子どもたちに「未来の物流システム」について、考えを描いてもらいました。

 荷物目線で最先端倉庫に潜入!

 プログラムは株式会社ミライクリエが提供。同社の菅原祐二氏が講師を務めました。

 まずはSDGsのおさらいからスタート。
「産業と技術革新の基盤をつくろう」を学ぶクイズでは、開発途上国のインターネット普及率が5人に1人であること、「気候変動に具体的な対策を」では、二酸化炭素の排出量が一番少ない乗り物が鉄道であることなど、身近な話とSDGsの繋がりについて学び、子どもたちは興味津々。

 つづいて本日のゲスト、佐川グローバルロジスティクスの神谷恵理さんが登場。同社とSDGsの繋がりを紹介してくれました。トラックによる商品輸送を減らす「グリーン物流」、使用済みユニフォームを再利用して自動車のマットに活用するなど多くの取り組みをしていました。

※今回は佐川グローバルロジスティクスの使用済みユニフォームを再利用して作ったコースターを、参加者全員にプレゼントして頂きました。

 佐川グローバルロジスティクスとSDGsの繋がりを学んだあとは、いよいよ次世代型物流施設「Xフロンティア」のバーチャル倉庫見学です。荷物の視線で依頼者に届くまでを視聴しました。大きな施設の中にはジェットコースターのような自動仕分け機、無人搬送機など、ロボットがたくさん。自動化が進んでいることがわかります。

 バーチャル倉庫見学の後には、子どもたちの質問が相次ぎました。
質問と答えをご紹介します。

Q1 Xフロンティアにはロボットが何台ありますか?
A1 Xフロンティアには80台のロボットが導入されています。倉庫内の搬送や梱包、ピッキングの補助など、役割もさまざまです。

Q2 ロボットにすることで、どれくらいの「人」が削減できましたか?また、自動化で倉庫内での女性の働き方に変化はありましたか?
A2 倉庫の広さや作業内容によっても変化しますが、Xフロンティアでは、人とロボットが融合することで約50%少ない人数で運営できています。

Q3 倉庫の中での荷物の操作はタブレットでしているのですか?
A3 紙をベースにしているところもありますが、タブレットやパソコン画面で情報を見ることで、ペーパーレスを実現しています!

Q4 トラックのドライバーの人数は今、どのくらいいるのですか?
A4 佐川急便のドライバーは約2万6,000人います。日々集配業務を行い、お客さまとのコミュニケーションの中で伺った課題に対して、SGホールディングスグループで連携し、オーダーメイドの物流提案をしています。

Q5 ロボットが荷物を運んでくる時代はそのうち来ますか?
A5 佐川急便では、2025年にドローンを使った配送サービス実現を目指し、実証実験を行っています。人口減少の山間地域や高齢化による買い物弱者をサポートするため、また災害によって道路が寸断されてしまった時にも安全で効率的な輸送ができるよう、ドローンは有効な手段だと考えています。

 『佐川グローバルロジスティクスでは、「モノと想いをつなぐ」をコンセプトに、成長するために“改善”を続けています。想いを未来につなげる仕事は、本当にやりがいがあります。ぜひ皆さんも「これからの未来につながる仕事」にたくさんふれてくださいね。』と神谷さんは語ってくれました。

 最後に、SDGsと「未来の物流を考えよう!」をテーマに、子どもたち全員に描いてもらいました。事務局に送ってくれた作品に、佐川グローバルロジスティクスの皆さんが感想を寄せてくれましたので、一部紹介します。

A 竹とんぼーる(なおちゃん)

荷物自体に竹とんぼをつけて自分で飛んでいくのはすごいですね!今は人が手で運んでいますが、荷物そのものが自動的に動くアイデアがとても良いと思いました。傘が開いて雨除けになる工夫も楽しいです。

B 生物きょうぞんたっきゅうびん(くー)

動物も巻き込んだ物流!ユニークな発想で驚きました。絵と説明も細かくかいてくれていて見ごたえがあります。SDGsの目標15は「陸の豊かさも守ろう」。物流の便利さも維持しながら生物多様性を意識して、皆が暮らしやすい地球になると良いですね!

C 思いやりの配たつふうせん(みんと)【特別賞】

まさに「モノと想いをつなげる」を感じる提案ですね。風船が好きな色に変わったり、優しさや人を楽しませたい!という気持ちが現れていて素敵だと思いました。荷物が地下通るのも、交通渋滞がなかったり、エコに繋がりそうです。便利なだけでなく、人の「気持ち」を大事にすることも大切ですね♪

送ってもらった作品の中から、佐川グローバルロジスティクスの皆さんに特別賞を選んでもらい、
【みんと】さんがつくった「C 思いやりの配たつふうせん」に決定しました。
ご参加頂いた皆さん、佐川グローバルロジスティクスの皆さん、ありがとうございました。

キッズスクールでは、これからも定期的に企業とコラボレーションをして、SDGsを楽しく学べるワークショップを実施していきます。

次回は「君ならどこに建てる?サスティナブルな移動型ホテルを考えよう」を開催します。詳細はこちらから!