日本国憲法を味方にする【月刊Newsがわかる4月号】

96歳の船『氷川丸』に会いに行こう!

 神奈川県横浜市で公開されている大型貨客船「氷川丸」が、2026年4月25日に96歳に! これを記念して開催されるバースデーイベントに、みなさんをご招待します。

有名人も乗せた貸客船

 氷川丸は、1930(昭和5)年4月25に完成し、横浜市とアメリカを結ぶ貨客船(かきゃくせん/貨物や乗客を運ぶ船)として活躍しました。その頃は、海外に行く方法は船だけ。そのため、氷川丸にはたくさんの有名人が乗船しました。

 その一人が、世界的な映画俳優のチャーリー・チャップリンです。日本に観光にきたチャップリンは1932(昭和7)年に、氷川丸に乗ってアメリカに帰りました。ほかにも、「柔道の父」として知られる嘉納治五郎(かのう・じごろう)や日本の皇族も、氷川丸を利用しています。

 第二次世界大戦が始まると、氷川丸がアメリカに行くことはなくなり、病院船として使われることに。戦争で傷ついたり病気になったりした人を3万人以上も日本に運びました。

働き者の氷川丸

 戦争が終わった後、氷川丸は北海道に行ったり、ビルマ(今のミャンマー)やタイから米を運んだりと、大いそがし。1950(昭和25)年には再び、アメリカと日本を結ぶ貨客船として働きました。それから10年後の1960(昭和35)年、氷川丸に引退の日がおとずれます。作られてから30年たち、老朽化が進んでいたからです。また、飛行機や貨物船が多く使われるようになり、貨客船の仕事は減っていました。

引退した氷川丸は、1961(昭和36)年から横浜のシンボルとして山下公園に係留(けいりゅう)されています。2016(平成28)年には、戦前の日本でつくられ、今も残る唯一の貨客船として国の重要文化財に指定されました。

 2026年4月25日は、氷川丸96歳のたんじょう日。これを記念して、バースデーイベントが行われます。4月25日(土)と26日(日)には、来場者に「氷川丸96周年オリジナルミニタオル」をプレゼント。横浜港にある130歳の「白灯台」とのコラボデザインです(先着・1人1枚・数量限定でなくなり次第終了)。

 氷川丸に乗船することもできます。船の中はお花がいっぱい。日本の生花と、ヨーロッパのフラワーデザインがコラボした「Nスタイル」の作品が飾られます。展示の期間は4月25日(土) 〜26日(日)10:00〜17:00です(写真は2025年の展示)。

 氷川丸のたんじょう日を祝う演奏会も! 氷川丸のオープンデッキで、4月26日(日)14時から、横浜市消防音楽隊が素敵な音色をひびかせます(雨天中止)。

 氷川丸のバースデーイベントは毎年開催され、いつも大人気。今年はみなさんも足を運んでみては?

氷川丸の入館料

一般                              300円

シニア(65歳以上)       200円

中学生・高校生          100円

小学生                           100円

※お支払いは現金のみ

日本郵船氷川丸は、こちらから https://hikawamaru.nyk.com/

提供:日本郵船