難民条約は、「人種、宗教、国籍、政治的意見や特定の社会集団に属すること」を理由に迫害を受ける恐れがあり、出身国を離れた人を難民と定義します。紛争などから逃れた人も難民扱いされることが多いです。故郷を追われ、自国内にいる人は「国内避難民」と呼ばれます。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2023年末時点で、世界の難民や難民申請者、国内避難民などの総数は約1億1730万人に上りました。12年連続の増加です。
難民の出身国として最も多いのはイスラム主義組織タリバンの支配下にあるアフガニスタン(約640万人)で、ほぼ同数が内戦下にあったシリアでした。
「2025年版ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)」より
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ニュース検定とは?
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「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年3回実施しています。
1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『ニュース検定 公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など22のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。
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