新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
民主主義を支える仕組みの一つが選挙だ。日本では満18歳で選挙権を得られる。このように、財産や納税額などに関係なく、一定の年齢になれば投票できる選挙を普通選挙という。「法の下の平等」を定めた日本国憲法により、投票する人の資格は人種、信条、性別、社会的身分、門地(家柄)、教育、財産また収入によって差別してはならないとされている。
一方、この対局にあるのが制限選挙だ。明治から大正時代にかけては一定の税金を納めた25歳以上の男性しか投票できなかった。普通選挙の制度が導入されてから2025年で100年を迎える。
現在の選挙制度は普通選挙とともに、1人1票として扱う平等選挙、誰に投票したかの秘密を守る秘密選挙、代表者を直接選出する直接選挙の4原則に基づく。
「2025年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より
**毎週水曜日、金曜日に配信予定**
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ニュース検定とは?
「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。
検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
次回の検定はいつなの?
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう!
公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。