領土・主権展示館(東京都千代田区)は、日本の領土・主権をめぐる情勢が厳しさを増したことを受けて、日本の領土・主権、特に北方領土・竹島・尖閣諸島に関する事実や日本の立場に関する正確な理解を国内外に浸透させていく発信拠点として2018年に開館。誰もが予約なしで利用ができる無料の施設です。
同館は従来、パネル展示が中心の「読む」展示が多く、若い世代には少し敬遠されがちでしたが、4月18日のリニューアルオープンで「体感する」展示へ進化します。
入場後すぐ目に付く場所に「オープニング・ビジョン」が投影され、領土に関する問題の概要を短時間でつかむことができます。「ヒストリー・ウォール」では壁全体に2Dアニメーションで各島の歴史的経緯を投影し、分かりやすく解説。難しい歴史もストーリーで楽しく学ぶことが可能に。また「ハンズ・オン・アース(デジタル地球儀)」では、地球を模した1メートル程度の球体に地図を投影し、学習指導要領に沿った内容を分かりやすく解説します。
圧倒的な迫力で島々の自然を体験できる「イマーシブ・シアター」は、まるで島々の空を飛んだり海に潜ったりすることを体感し、遠くにある島々を感覚的に捉えられるように工夫されています。
社会科見学や修学旅行の訪問先としても活用が期待される領土・主権展示館、詳しい情報は公式HP、公式Xから。
【施設案内】
所在地 東京都千代田区霞が関3-8-1 虎ノ門ダイビルイースト1階
開館時間 10~18時
入館料 無料
休館日 月曜日(月曜日が祝休日の場合はその次の平日休館)、年末年始(12月29日から1月3日)、3月第1週の日曜日は臨時休館
電話番号 03-6257-3715