【ニュースがわかる2024年6月号】巻頭特集は地震大国ニッポン 被害を減らすために

防災マップ 避難路も考えてみよう【地図がわかる】

 洪水や高潮、地震による津波などの水害に備えるため、家や学校の周りの地面の高さを調べて地図に表しましょう。「どこが低いか」がわかると、避難路を考える時に役立ちます。

◆標高を調べる

 まずは、家から学校、家から友達の家など、自分がよく通る道について標高を調べてみましょう。国土地理院のホームページにある「地理院地図」を使えば、簡単に調べることができます。家の周辺地域の地図を開き、調べたい地点に中心位置(+)に合わせれば、左下隅にその地点の標高が示されます=このページ冒頭の地図。

◆断面図を作る

 次に、調査地点の標高結果(数値)を地図に書き込み、標高断面図を作ります。調べた高さを道順に結ぶと、断面図ができます。その土地の高低がひと目でわかるようになります。

通学路周辺の断面図の例

◆実際に歩いて調査

 地図を持って、実際に歩いてみましょう。「道幅がせまい」「土砂くずれが起きる恐れある」「交通量が多い」など、注意が必要な場所にマーカーやシールで印をつけます。その場所の写真も撮っておくといいでしょう。

◆わかったことをまとめる

 調べてわかったことをまとめます。上の地図では、学校は自分の家と友達の家より低い場所にある▽自分の通学路、友達の通学路に低い所は少ない▽友達の家まで行く時、森林公園手前の小さな川を渡る付近に低い場所がある――ことなどが読み取れます。

 家族や友達と地図を見ながら、実際に災害が起きた時にどうすればいいか話し合うのもいいでしょう。【塩路佳子】(2013年7月22日毎日小学生新聞「はい!地~図」より、一部改変)