読めそうで読めない地名、静岡県の「丸子」【地名がわからん‼】

「丸子」という地名、なんと読むかわかりますか?

 簡単すぎるでしょうか。はい、答えは「まるこ」…と言いたいところですが、違います。正解は「まりこ」です。

 静岡県静岡市駿河区にある丸子は、江戸時代にせいびされた五街道の一つ「東海道五十三次」の宿場町です。「宿場」は荷物をリレーしながら運んでいくための基地で、そこには手紙や荷物を運ぶ仕事をする「飛脚」がいました。「宿場」は今の郵便局のような場所だったのですね。20番目の宿場だった丸子宿は鞠子宿とも書き、読みはどちらも「まりこしゅく」です。

 丸子宿は「とろろ汁」が名物です。すりおろした自然薯をむぎごはんにかけた料理で、東海道を歩く旅人にスタミナをつけてもらうためにできた料理だといわれているそうです。丸子にはとろろ汁が食べられる店が数軒あり、一番有名なのは1596年から営業している「丁子屋」です。昔から同じ場所で旅人をむかえています。(編集部)