【ニュースがわかる2024年11月号】巻頭特集は世界が注目! アメリカ大統領選

ニュース検定 小学生が1級合格! 最年少記録を更新

 昨年11月のニュース時事能力検定試験で、11歳のK・Hさんが1級に合格、最年少記録を塗り替えました。普段、どんな風にニュースに触れているのか。ニュース検定の公式キャラクター、ひつじじちゃん=上イラスト=が聞きました。(※2023年1月の取材に基づいて掲載しています)。

昨年11月のニュース検定1級の問題

Q. 1級に最年少で合格した感想は。

A. 純粋に嬉しかったです。

Q. 合格して家族や先生、友達の反応はどうでしたか。

A. 喜んでくれました。

Q. 検定受検のきっかけは何ですか。ニュース検定をどうやって知りましたか。

A. 毎日小学生新聞の広告です。問題ものっていておもしろそうだなぁと思いました。

Q. 小学生新聞はいつから購読を始めましたか。

A. 小学2年生の終わりぐらいからです。

Q. 普段はどうやってニュースに接していますか。

A. 新聞がほとんどです。毎日小学生新聞と朝日小学生新聞を読んでいます。

Q. 最近気になっているニュースは何ですか。

A. 次のアメリカの大統領選挙です。トランプさんとバイデンさんが接戦で、次の大統領選挙がわからなくなって、おもしろくなってきたなと思います。

Q. 検定はいつから受け始め、1級は何回目で合格しましたか。

A. 4年生の6月に5級から受け始めて、1級は2回目で合格しました。

Q. 1級は合格率が10%前後の難関です。2回目の受検で合格しましたが、試験を受けた時は、合格する自信はありましたか。

A. わからない問題もあったので、受かる自信はありませんでした。

Q. 検定対策としてどんな勉強をしましたか。勉強して楽しかったこと、大変だったことは何ですか。

A. 勉強はテキストを読んで、問題集を解きました。巻末の「ニュースのことば」は、テキストを読むときにその言葉が出てきたら読みました。

 大変だったことは、漢字を確認することでした。 楽しかったことは、いろいろなニュースを知れて、勉強する前よりした後のほうがパッとつながってわかるようになりました。

Q. 「大変だったことは、漢字を確認することでした」とのことですが、どんなところが大変でしたか。

A. 記述の部分の書けない漢字を練習しました。読めない漢字や中国の人の名前などは、インターネットで調べました。わからない言葉もインターネットで検索しました。

Q. 公式教材を使った感想は。

A. ふりがなもあってわかりやすかったです。

Q. 次の目標は何ですか。

A. また検定を受けてみたいです。

Q. 検定に挑戦している小中学生へメッセージをお願いします。

A. 検定を勉強してからのほうが、ニュースがわかるようになっておすすめです。
                  (ニュース時事能力検定協会事務局)


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ニュース検定とは?

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 「ニュース時事能力検定試験」(略称、ニュース検定)は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会(養老孟司・名誉会長)や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年4回実施しています。 
 1級~5級まで6段階ありますが、4級は主に中学生以上、3級は中高校生以上が対象です。3・4級対応の『公式テキスト&問題集「時事力」基礎編』は、「これからのエネルギー」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など21のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。 

 4級と3級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶマークシート方式。各45問の約6割はこの本から出題されます。 

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

「ウクライナ侵攻がわかる」 ニュース検定 特集ページ公開 

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、2月末から約3カ月間の動きをまとめた特集ページを、日本ニュース時事能力検定協会が公式サイトに特別に公開しています。

https://www.newskentei.jp/question.php