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なぜ乾電池から電気が出るの?

乾電池を使って動く製品は、テレビのリモコンや懐中電灯、時計など、身の回りにたくさんあります。電池を入れると動くのは、電池から電気が流れるから。でも電池から電気が出るのはどうしてなのでしょう?

電気のもとは、マイナスの電気を持つ「電子」という小さな粒です。電池に豆電球をつなぐと、電球が光ります。これは、たくさんの電子がマイナス極からプラス極へ移動して導線を流れている状態です。電気の正体は電子の流れなのです。

電池の中身は、おもにプラス極を作る材料(二酸化マンガン)とマイナス極になる材料(亜鉛)、電気を通す液体(電解液)の3つでできています。この材料の化学反応を利用して電気が起きる仕組みになっていて、電気を作る材料がなくなると電気は流れなくなります。小さな乾電池の中に電気がためてあるわけではありません。

電池は、同じ種類でも大きさと形が違うものがあり、使う目的によってもいろいろな種類があります。例えば、乾電池は、時計やリモコンなど小さな電力で動く機器に向いている「マンガン乾電池」、電気をたくさん使う製品や連続して使う時に向いている「アルカリ乾電池」、温度が低いところでもパワーを発揮する「リチウム乾電池」などがあります。大きさによって「単1形」「単2形」「単3形」などと呼び名がありますが、これは日本だけの呼び方。最初に作られた電池が単1形で、そのあと作られたものを単2形、単3形、単4形と呼んでいます。(編集部)※写真は乾電池の自動販売機(1975年10月撮影)