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東田大志のきわめろ!! パズル道 第22回

日本で唯一のパズル研究者、東田大志さんがお届けする「きわめろ!! パズル道」。今回出題するのは「等号・不等号プレース」です。1人で、みんなで、挑戦してみよう!

 パズルの解き方

・盤面のすべてのマスには、1〜4の数字のどれかが入ります。
・盤面は縦2マス・横2マスで、灰色のエリアと白のエリアに分かれています。それぞれのエリアに、1〜4の数字が一つずつ入るようにしてください。
・等号や不等号があるところでは、数字の大小関係がその等号・不等号の通りになるようにする必要があります。


 では例題を解いてみましょう。すべてのマスに数字を入れなければならないので、どこから手をつければいいのかわからない人も多いと思います。

 まず、分かりやすいのは不等号が3つ並んでいる場所です。数字は1~4までしか入らず、不等号が3つ並んでいるのであれば、「4>3>2>1」となることがわかりますね。これだけでも、かなりのマスを埋めることができます。

 そして、2つ目のルールにも注意。白と灰色に分かれたエリアで3つの数字が埋まれば、残り1つのマスも自然と埋まります。等号・不等号、そして白・灰色のエリア、考えがつまったらそれぞれのルールを切り替えて考えてみると案外スルスルと解けるかも?

 今回の問題

 では本番です。こちらも例題と考え方は同じ。まずは不等号が3つ並んでいるところを探し、1~4を入れていきましょう。つまったら白と灰色のエリアのルールで考える。またつまったら、等号・不等号。面白いように数字が埋まっていくはずです。

 そして今回の問題は、赤マスに入る数字の合計はいくつでしょうか?

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大きな画像はコチラ

東田大志(ひがしだ・ひろし)
1984年、兵庫県生まれ。パズル学の論文で京都大学大学院の博士号を取得。日本でただ一人のパズル研究者。

東田さんのホームページ(京大東田式パズル教室)
http://higashida-puzzle.galaxy.bindcloud.jp/

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