「戦後80年企画」80年前の子どもたち【ニュースがわかる8月号】

出生数 初の70万人割れ

こうせいろうどうしょうは6 がつよっ、2024ねんほんじんしゅっしょうすうが、まえとしから4まん1227にんり、68まん6061にんだったとはっぴょうしました。とうけいはじめた1899ねんらいさいしょうで、はじめて70まんにんおおだいりました。(「Newsがわかる2025年8月号」より)

 ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ1人ひとりじょせいいっしょうどものかず)もぜんねん0.05ポイントげんの1.15で、さいていこうしんしゅっしょうすうからぼうすういたじんこうの「ぜんぞうげん」は91まん9237にんげんしょうで、さいだいはばとなりました。

 しゅっしょうすうは、せんのベビーブームだった1949ねんの269まんにんをピークに、だいベビーブームの1973ねんに209まんにんとなってこうげんしょうけいこうです。100まんにんったのは2016ねん。そのあと、2019ねんに90まんにん、2022ねんに80まんにんしたまわりました。2024ねんしゅっしょうすうは、せんもんかんによるしょうらいすいけいくらべると、およそ15ねんはやいペースでしょうすすんでいます。

 どうけんべつごうけいとくしゅしゅっしょうりつとうきょうの0.96がぜんこくさいていで、2023ねんつづき1をりました。いでみやけん(1.00)、ほっかいどう(1.01)のじゅんひくく、もっとたかいのはおきなわけん(1.54)、いでふくけん(1.46)でした。

見つめ合うお母さんと赤ちゃん=アマナイメージズ/共同通信イメージズ

 少子化対策は追いつかず   政府は1989年に出生率が当時過去最低となった「1.57ショック」をきっかけに、1990年代以降、保育所を増やすなど本格的な少子化対策を始めました。2010年代には、希望しているのに保育所などに入れない児童がいる問題への対策も進め、第2次ベビーブーム世代の出産などもあって出生率は一時横ばいになりましたが、2016年以降は9年連続で低下しています。

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