アメリカ大リーグの開幕戦、カブス—ドジャースが3月18日、東京ドームで行われました。ドジャースの大谷翔平選手は「1番・指名打者」で出場し、5打数2安打で4―1での勝利に貢献しました。(「Newsがわかる2025年5月号」より)
先発はカブスが今永昇太投手、ドジャースは山本由伸投手で、日本勢の開幕投手としての投げ合いは史上初めて。山本投手は5回3安打1失点で2019年の田中将大投手(ヤンキース)以来、日本勢4人目の開幕投手白星を挙げました。今永投手は4回無安打無失点で好投しましたが、勝敗は付きませんでした。
日本での公式戦開催は2019年以来6年ぶり。大谷選手は大リーグ8年目で初めての日本での公式戦でした。
大谷選手は3月19日の第2戦も「1番・指名打者」で出場し、五回に右中間へ今シーズン1号のソロ本塁打を放ちました。日本開催の大リーグ公式戦での日本選手の本塁打は、2004年の松井秀喜選手(ヤンキース)以来です。ドジャースは6―3で勝って日本での開幕シリーズを2連勝で終えました。大谷選手は試合後、「本当に勝ててうれしい。一本出てほっとしています」と喜びを語りました。

(左)力投するカブスの先発・今永昇太選手=東京ドームで3月18日、(右) 今シーズン1号の本塁打を放った大谷翔平選手=東京ドームで3月19日
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