新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
国連は平和維持の方法として集団安全保障を採用している。国連憲章で加盟国による武力行使(威嚇を含む)を原則禁止し、違反が起きたら、安保理決議に基づいて他の加盟国が協力して制裁を科す仕組みだ。
制裁には経済制裁と軍事制裁がある。第一次世界大戦後に創設された国際連盟も集団安全保障を採用していたが、軍事制裁に関する規定が不十分で、第二次世界大戦を防げなかった。この反省から国連は憲章で、軍事制裁の規定を明記した。
なお、加盟国による武力行使が例外的に認められるのは、安保理決議に基づく軍事行動の他に、個別的・集団的自衛権を発動する場合だ。ただし、これらの自衛権の行使が容認されるのは、集団安全保障が機能するまでに限られる。
現実には、国連憲章が想定した一連の仕組みが十分に機能しているとは言いがたい。「自衛権」を拡大解釈して他国への軍事行動を正当化する例は、米露のような大国を含めて枚挙にいとまがなく、常任理事国の拒否権行使で安保理が制裁を継続できない ケースも多数ある。
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「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
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検定の出題は、40分で各級40問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。
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