楽しみながら続ける 防災アクション10【ニュースがわかる9月号】

循環経済  「ニュース検定」がわかりやすく解説

新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。

 政府は従来の「大量生産・消費・廃棄」から脱却し、廃棄物を資源として再生して経済活性化につなげる循環経済 (サーキュラーエコノミー)の促進に取り組んでいる。例えば、再生プラスチックの活用 ▽太陽光パネルのリサイクル▽食品ロスの削減▽メーカーとリサイクル業者の連携強化――などだ。

 国土の狭い日本では、これまで廃棄物の埋め立て量を減らすために焼却処分を進めてきた。しかし、焼却時には二酸化炭素が排出されてしまう。また欧州を中心に、製品の製造段階でリサイクル素材を一定の比率で使うことを義務づける動きが広がり、対応が遅れれば国内企業の成長機会を逃すと指摘する声もある。分野を問わず、企業と消費者の意識改革が求められている。

 近年取り組みが進むのが、年約40億円の衣類を供給するアパレル業界だ。2000年代に広がった 「ファストファッション」が大量生産・消費・廃棄に拍車をかけた背景がある。最近では、古着を回収して素材として再利用する衣料品店も出ている。

 

       「2025年版ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)」より

 **毎週水曜日、金曜日に配信予定**


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ニュース検定とは?

 「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。

 『ニュース検定 公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応)』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「平和な世界どうやって」など27のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。

 検定の出題は、50分で各級45問。1級は四肢択一(選択肢から一つを選ぶ方式)と記述で、2・準2級はすべて四肢択一。2~5級の検定問題の約6割は、公式テキスト・問題集から出題されます。

次回の検定はいつなの?

 「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。 

ニュース検定の問題に挑戦してみよう!

公式サイトで模擬問題や過去問題を公開しています。力試しをしてみましょう。

https://www.newskentei.jp/question.php