巻頭特集では、シグネチャーパビリオンや各国の展示館など、大阪・関西万博について学びましたね。ここでは万博の楽しみ方についてタッキー先生、ズミー先生と一緒に考えてみましょう。


大阪・関西万博楽しそう! 各国のパビリオンではその国の料理も食べられるんだって。世界のおいしいものが集結してるなんて、おなかすかせて行かないと!
本当に食いしん坊だなあ。人気のパビリオンは予約が取れないし、すごく並ぶんでしょ? 興味はあるけど、行っても何も見られないんだとつまらないな


うちのおじいちゃん、1970年の万博の時、今の私と同じ年で月の石を見に行ったんだって。だから今回の万博は一緒に行こうねって約束してるの
先生はたまたま立ち寄ったアゼルバイジャンやトルクメニスタンなどのパビリオンが意外にもとても面白かった。まずは足を運んでみるだけでも、いろいろな国の文化に触れられると思うな


おじいちゃんの昔話を聞きながら、大屋根リングを一緒に散歩できたらすてきだね! 先生は「EARTH MART」で、25年後に「万博漬け」(梅干し)を実食できる引換券をもらってきたよ
25年間漬け込んだ梅干し! どんな味がするんだろう? 25年後は食べ物はどんなふうに進化しているか、夏休みの自由研究で考えてみようかな


未来へのヒントが見つかりそうだね。僕は石黒浩さんのパビリオンでアンドロイドと共存する1000年後を見てみたいな。予約できるといいな
私はイタリア館でミケランジェロやレオナルド・ダビンチの作品の実物を見てみたいな。世界的に有名な芸術家の作品を見られるなんてすごい!


何を見ようか考えるだけでわくわくするよね。日本で大規模な万博が開かれるのは20年ぶり。次回はいつになるかわからないし、子どもの頃に体験するからこそ感じることもたくさんあるはず。シグネチャーパビリオンをはじめ、各国の展示などを通して未知の世界を知ったり、予想外の出合いもあったりすると思う。みんなが未来について考えるきっかけにもなるといいね。
協力/日能研 イラスト/しばさき としえ