スーパーでお菓子を選んでいるとき、あれやこれやと目移りしていろいろな商品をさわったり押したりしてしまうことは、はた目に気持ちのよいものではありませんね。もしもお子さんがうっかりやってしまったら、決して見逃さないでください。レジを通していない商品はまだ自分のものではない、他のお客さんが買うものということをしっかり説明しておきましょう。
また、お野菜や果物はさわると傷みやすいものも多いですし、お肉やお魚のパックも指で押してしまうとラッピングに穴が開いたりして中身が傷んでしまうなど売り物にならなくなります。
ついスーパーなどでは親自身が食材選びで余裕がなく、子どもに目が行き届かなくなりがちですが、買い物の際の最低限のマナーとして必ず守りたいことです。お子さんから決して目を離さないようにしてください。
（『良家の子育て』第５章「お出かけ・公共の場でのふるまい」より）
次回は２月２４日配信予定です
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「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするＶＩＰアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。
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