インターネットは、私たちにたくさんの情報をもたらしてくれる便利なツールです。しかし、人の心を繰るための「見えない戦い」の舞台にもなっています。それが「サイバー空間における認知戦」です。
認知戦とは「うそや不確かな情報を広めて、人々の考え方をわざと間違えさせようとすること」です。例えば、ある国が悪事を働いたとしても、それを隠して「実は悪いことをしたのは相手の国だ」とうその情報を広め、世論を自分たちに有利な方向に繰ろうとすることです。具体的にはＳＮＳ（ネット交流サービス）などを使い、敵対国や国際社会に偽情報を送り付け、人心を惑わします。
最近のロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争でもこうした 認知戦が繰り広げられ、威力を発揮しているとみられています。
「２０２５年版ニュース検定 公式テキスト＆問題集「時事力」基礎編（３・４級対応）」より
＊＊毎週水曜日、金曜日に配信予定＊＊
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ニュース検定とは？
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「ニュース時事能力検定試験」（略称、ニュース検定）は、ニュースを読み解く力を多くの人に身につけてほしいと、日本ニュース時事能力検定協会（養老孟司・名誉会長）や毎日教育総合研究所、各地の新聞社が共催して、年３回実施しています。
１級～５級まで６段階ありますが、４級は主に中学生以上、３級は中高校生以上が対象です。３・４級対応の『ニュース検定 公式テキスト＆問題集「時事力」基礎編（３･４級対応）』は、「脱炭素社会への道のり」「社会保障のこれから」「核兵器と向き合う世界」など２２のテーマについて、グラフや図解を多用して最新ニュースをわかりやすく解説しています。また、「時事力Basic」でそもそもの基礎知識を身につけることができます。
４級と３級の検定問題は四つの選択肢から一つを選ぶ方式。各45問の約６割はこの本から出題されます。
次回の検定はいつなの？
「ニュース検定」で次回の検定日や、お近くの試験会場などご覧いただけます。
ニュース検定の問題に挑戦してみよう！
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