皇族の数を保つ策を盛り込んだ改正皇室典範が7月17日の参議院本会議で与党や国民民主党などの賛成多数で可決、成立しました。立憲民主党をはじめ複数の野党は反対しました。(「Newsがわかる2026年9月号」より)

改正では①女性皇族を結婚後も皇族の身分のままにする②旧宮家※出身の男系男子を養子縁組で皇族とする――ということが法律で定められました。1947年、日本国憲法と同時に現在の皇室典範が施行されて以来、初めての本格的な改正です。
7月17日の参議院本会議では、日本国旗損壊罪法も賛成多数で可決、成立しました。国旗として用いられていると社会で認められるものを「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」で公然と壊したり汚したりするなどの行為を罰する法律です。違反すると2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金が科されます。
「国旗を大切に思う国民感情」の保護が目的ですが、憲法が保障する「表現の自由」を侵害しかねないという指摘が憲法学者などからあり、法律があいまいに使われることを心配する声が根強くあります。
※1947年に皇籍を離れた東久邇宮や久邇宮など11宮家51人の旧皇族
天皇を継げる人を男子に限っている皇室典範は、男女平等の考え方だけでなく、女子が多い現在の皇室の現状からも時代に合わないという声がある。海外では女性が国王になることは珍しくない

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