フィジカルAIがひらく未来【月刊Newsがわかる8月号】

人口309万人減 国勢調査 過去最多の減少数、減少率

 総務省は5月29日、2025年国勢調査の速報値を発表しました。外国人を含む日本の総人口は2025年10月1日現在、1億2304万9524人で、2020年の前回調査に比べて309万6575人(2.5%)減りました。減少数、減少率とも過去最多です。(「Newsがわかる2026年8月号」より)

国勢調査   日本の人口や世帯構成などを調べるため、1920年に始まり、5年に1度実施される。国の最も基本的な調査で、国や自治体の少子高齢化対策、産業振興の基礎資料となる。

  人口が増えたのは東京都と沖縄県のみで、45道府県で減少しました。地方から移り住む人で増え続けてきた神奈川、埼玉、千葉の首都圏3県や愛知、福岡両県なども今回、減少に転じ、人口減の波が大都市部に及んでいることがはっきりしました。
 総人口の減少は、2015年、2020年に続き3回目。減少幅は前回の94万8646人(0.7%)減から大幅に拡大しました。総務省によると、少子化によって自然に減る速さが増していることが最大の要因です。前回調査はコロナ禍で、海外に住む日本人が多く一時帰国していたことも影響しました。
 前回調査では東京圏や愛知、福岡、沖縄など8都県で人口が増加しましたが、今回は2都県に減少。埼玉、千葉の人口減は統計開始以来初めてで、神奈川、愛知は終戦直後の1945年調査以来です。国勢調査の回答率は80.7%。確定値は9月に発表されます。

 東北や中国、四国地方で高い減少率   「都道府県別で減少率が最も大きかったのは秋田県の8.1%。5%以上の減少は東北地方や中国・四国地方で目立ち、青森県が7.9%、岩手、山形、高知の3県が7.0%。減少人数では、北海道が23万9195人で最多です。次いで静岡県が16万4357人、兵庫県が14万1177人でした。

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