新聞、ニュースでよく見聞きする時事問題やワードを「ニュース時事能力検定」がわかりやすく解説します。
近年、短い時間に大量の雨が降る「極端な大雨」が増えており、豪雨災害の主な要因となっている。背景には、線状降水帯(*)の発生がある。
被害を減らすために、気象庁は2021年から線状降水帯の発生情報の発表を始めた。2022年からは半日~6時間前に発生を予測し、情報を提供する取り組みも開始。予測は全国を11地方に分割して発表してきたが、2024年には都道府県単位に絞り込んで発表するようになった。今後も精度を高め、2029年には市町村単位まで絞り込むとしている。
2025年は88回の予測情報を出し、実際に発生したのは12回(的中率約14%)。当初の想定である25%程度は下回った。
しかし、88回のうち3時間降水量が100ミリ以上の大雨が観測されたのは53回と、豪雨に備えるよう注意する呼びかけとしては機能している。気象庁は線状降水帯発生の有無にかかわらず、予測情報が発表された際は豪雨災害の心構えを一段高めることが重要だとしている。
*線状降水帯……積乱雲が次々と発生して長さ50~300キロ程度の帯状に並び、同じ場所で数時間にわたり強い降水を伴う雨域。関連死を含めて300人以上が犠牲になった2018年の西日本豪雨や2020年の九州豪雨を招いた。
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「ニュース検定」は1級~5級まで6段階あります。1・2・準2級は大学生・一般が主な対象ですが、もちろん中高生でも受検できます。
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